エレクトーンやピアノという習い事は、習得するのに時間のかかる習い事です。
そして、学んでいる途中、楽しさの質が変わっていきます。
始めたばかりの頃は、みんなとにかく楽しめるものです
音を1つ1つ学んで、かたてずつが両手になって、知っている簡単な曲が弾けるようになるまでの頃。
お家の方もこの時期、すごいねー!とたくさん褒められるのではないでしょうか。
その後、知っている少し難しい曲を弾けるようになるまでは、少し時間がかかります。
そして、ただ音を順に鳴らすのではなく、色々なテクニック、表現、理論などを学んでいきます
ここで毎日のコツコツとした基礎の練習習慣がついていないと進みが遅くなり、レッスンに行ってもなかなかマルがもらえず、おもしろくなくなってきます
お家で練習しない→お母さんに辞めなさいと叱られる
という話の出やすい要注意な時期ですね。
この時期を乗り越えると、いつのまにか、自分で譜読みができるようになってきます
さらに「これを弾きたい」という強い気持ちもだんだん芽生えてきます
この時期の「楽しさ」は、習い始めた頃とは全然違います。
この楽しさの意味を知った子は、もう簡単にはエレクトーン・ピアノから離れませんよ
さらに上に進むと、また楽しさの質が変わる時があります。
その辺りまでいかれると、「プロ」という道が視野に入ってくるような気がします。
「習い始めの楽しさ」が薄れてきて、「次のステップの楽しさ」に変わるまでの時期、保護者の皆さまが悩まれることも多いかもしれません。
小さな悩みでもお話ししてくださいね。
必ず少しずつ前に進んでいけるよう、色々考えてレッスンしていきます